引越し時にはチェストやタンス、引き出しの中身は全て出して荷造りをする必要があります。しかし、中には例外的なものもあります。それは衣装ケースです。
衣装ケースとは引き出し式のものから、蓋がついたものまで様々で、大きさも色々な種類があります。自宅で重宝している方も多いのではないでしょうか。
この衣装ケースは荷造りの際、そのまま運んでもらえる場合もあります。
今回は荷造りの際の衣装ケースの扱いについて紹介していきます。
引越し時に衣装ケースはそのまま梱包してもらえる
衣装ケースは中身を入れたまま運んでもらえること可能です。業者の人に「そのまま運んでほしい」と伝えておけば、運び出しの作業をしてもらえます。
その際、注意しなければいけないのが引き出しや蓋の管理です。運搬中に蓋が開いてしまったり、引き出しが飛び出してしまうと、中身の紛失や引越し作業員の怪我に繋がります。養生テープなどでしっかり固定するようにしましょう。
衣装ケースの中身は軽いもの
衣装ケースは中身を出さなくても運んでもらえますが、中身があまりにも多い場合や重さがある場合は段ボールに詰めなおして運ぶ必要があります。
衣装ケースに入れたまま運んでもらえるのは、衣類やタオル類の布製品の他、鞄や靴、帽子などのファッション小物、子供のおもちゃなどです。
逆に化粧品やシャンプー、洗剤など液体が入ったもの、CD・DVDなど壊れやすいもの、書類や食器、電化製品などは衣装ケースに入れていても別で荷造りする必要があるので注意してください。
引越し前にしておく衣装ケースの準備
衣装ケースをそのまま運んでもらう場合、事前に準備や梱包を済ませて、引越し作業をスムーズにすると良いでしょう。
まず、衣装ケースの中身の整理をします。中の物が溢れて飛び出さないように、しっかり中身を整理しましょう。
次に、衣装ケースが透明で中身が透けるというのが気になる場合は、中身を移し替えるか、外から見えないように新聞紙などで中側から目張りするといった工夫をします。
衣装ケースの中身の準備が済んだら、蓋や引き出しの部分に養生テープなどの弱粘性のテープで固定します。この時、ガムテープを使ってしまうと剥がした際にテープ痕が残ってしまうので養生テープがオススメです。
固定が済んだら衣装ケースの準備は終了です。後は当日業者に運んでもらいます。
まとめ
衣装ケースはタンスやチェストと違って、中身が衣類やタオルなどの布類、ファッション小物やおもちゃなどの場合はそのまま運んでもらえることが多いです。衣装ケースを引越し業者にそのまま運んでもらう際は、中身が透けるのを防いだり、飛び出さないように事前に整理しておくことが大切です。
また、怪我や中身の紛失につながるので、蓋式の衣装ケースの場合でも引き出し式の衣装ケースの場合でもしっかり固定しておく必要があるので、事前に行っておくようにしましょう。