春は新居や引越しといった新生活が始まる季節。引越しのための物件探しや手配がひと段落し、新生活を迎える準備が整ったと一安心したのも束の間。荷造りなどをしているとあっという間に引越し日を迎えてしまいます。
引越し日を迎えた時に、新居での生活がすぐはじられるように、必要最低限のものは事前に揃えておきたいですよね。
特に今まで実家暮らしをしていた方は特に不安があるのではないでしょうか?
そこで今回は新居に引っ越す際に、引越し初日から必要なものをご紹介します。
ぜひあなたの新生活スタートに役立ててください。
ライフラインは引越しの前に整えておく
新居での生活をすぐに始められるようにするには、まず、ライフラインの環境を整えておくことが大切です。
ガス・電気・水道の手続き
電気と水道は、新居の住所と利用開始日をそれぞれに連絡するだけで、その日から利用することができます。
しかし、ガスは事前連絡だけでなく、担当者の方に自宅にきてもらう必要があるので注意が必要です。
都市ガスもプロパンガスも、利用するためには入居者(親族)立会いのもと、係員に開栓してもらわなければ利用ができません。そのため、事前に所轄のガス会社に連絡して、開栓の手続きをとりましょう。引越し日に来てもらえるように、入居前に手続きをしてしまうのが便利です。
ガス・電気・水道の手続き方法は次の記事で紹介しています。
インターネット回線・電話回線の手続き
あったら便利な固定電話やインターネット回線。最近では一人暮らしの家に固定電話を設置しない人も増えているようですが、仕事や学生生活でインターネットを使う場合は、Wi-Fiなどのインターネット契約が必要になります。
ただ、物件の設備としてインターネット使用料無料な物件もありますので、そこは要確認が必要です。
インターネット回線を利用する際は工事も含めて開通までに2〜3週間かかる場合もあるので注意が必要です。
生活に必要な電化製品を揃えておく
生活する上で重要な役割を持っている電化製品。必要最低限な生活をするために、引越し前に購入した方がいい電化製品を、使用場所別にご紹介します。
キッチンで揃えておくとよい家電製品
冷蔵庫
自炊をする予定の人はもちろん必要になりますが、自炊をする予定のない人も需要度は高いです。飲み物や、食べ物を保管しておくだけに使う方は冷凍庫が付いていないタイプの小型冷蔵庫があるのでオススメです。
電子レンジ
コンビニ弁当やそのほか、食材をあたためることができる電子レンジはかなり重要度が高いので、引越し日にはあるようにしておくと良いでしょう。ふとした時に必要になるケースが多いので、外食派の方でも購入しておくことをオススメします。
ケトル
カップラーメンのお湯や湯たんぽなど、熱いお湯が必要な場合、ケトルが大活躍します。特に冬には欠かせない家電です。一人暮らしの方でも、使う頻度は高くなるのではないでしょうか?
炊飯器
自炊しない人はあまり需要ないかもしれませんが、自炊をする人は必需品になると思います。最近は炊飯器で色々なものが簡単に作れるので、あると便利かもしれません。
トースター
重要度はそこまで高くないですが、トーストしたパンが好きな方にとっては購入しておいた方がいいのではないでしょうか。
リビングで揃えておくとよい家電製品
エアコン
最近ではすでにエアコンが物件に設置済みの物件が増えてきています。
新居の物件にエアコンが付いていない場合のみ購入が必要になるので注意が必要です。
扇風機
初期の段階では必要ないかもしれませんんが、意外と活躍するのが扇風機。
エアコンよりも電気代が安く、電気代を少しでも節約したいという方にオススメです。
最近では、扇風機の機能に温風の設備が搭載されているものもあります。
テレビ
最近では、インターネットが発展してきた影響でテレビを購入しない方も増えてきました。しかし、大画面でのテレビ視聴やDVD視聴をしたい時はテレビが必要になります。
掃除用具で揃えておくとよい家電製品
掃除機
一人暮らしのワンルームの間取りの場合、クイックルワイパーでも代用できますが
床もカーペットも同時に掃除できるという点では使い勝手がいいいです。
洗濯機
物件によっては室内に洗濯機置き場がない物件もあるので注意が必要です。
洗濯機置き場の大きさによってどのサイズの洗濯機を購入すればいいか異なりますので購入前には必ず寸法を測りましょう。
生活に必要な家具や日用品を揃えておく
ベッドや布団
寝る場所を確保するためにも、ベットや布団は引越し日から準備しておくのが望ましいです。
カーテン
カーテンがないと外から室内が見えてしまいます。内見時に窓の寸法を測っておき、事前に 購入しておくのが良いでしょう。
カーペット
カーペットを購入する際も、どんなサイズのカーペットを購入すればいいのか、あらかじめサイズを測ってから購入しましょう。
テーブル
テーブルがあるだけで、様々な作業をスムーズに行うことができます。
タンス
衣類や小物の収納が揃っていれば、引越してすぐに荷物を片付けることができるので、あらかじめ用意しておきましょう。
お風呂周り用品
バスマット
タオルでも代用可能ですが、バスマットがあった方が何かと便利です。
シャンプー、リンスなど
シャンプーリンスはもちろんですが、洗顔料も同時に購入しておくことをオススメします。今まで使っていたものを引き続き使う場合は、荷造りの時にまとめて入れておくと良いでしょう。
歯ブラシ
歯ブラシと歯磨き粉は毎日必要になります。忘れないように購入しましょう。
バスタオル
洗濯のことも考えると3〜4枚あった方がいいでしょう。
キッチン周りの日用品
調理具
包丁、まな板、フライパン、鍋は、自炊を行う上で必要最低限の調理具となります。
食器
自炊をしない人でも、お茶碗、お皿、コップ、お箸、スプーン、フォークは最低限用意しておきましょう。
友人の来客があった場合のことを考えて2〜3セット用意するのがオススメです。
サランラップ
余った食料を包むこともできますし、電子レンジにも使用できるので自炊する人もしない人も購入しておくべきものです。
その他あると便利な雑貨
カゴ
収納にもインテリアにも使用できるので、いくつか揃えておくと片付けが早く終わるでしょう。
ハンガー
クローゼット用と洗濯物を干す用に多めに準備しておくと良いです。
物干し
室内で干す場合は、室内干し用の物干し、外に干す場合は外用の物干し竿が必要です。今後のライフスタイルに合わせて購入しておきましょう。
トイレットペーパーやティッシュペーパー
引越し当日から生活を始めるのであれば、確実に必要になります。忘れずに購入しましょう。
ゴミ箱
ゴミ箱を準備する際は、自分の住んでいる地域がどのくらい分別が必要か調べてから購入することをオススメします。
必要最低限のものは1つにまとめておく
引越しの際にはダンボールがいくつもあるので、荷物が溢れかえってしまいます。「これはどこに入れたっけ?」ということにならないように、片付けがその日のうちに終わらない場合は、直近で使用するものは1つのダンボールにまとめておくのも良いでしょう。その際、ダンボールには「生活必需品」と書いていきましょう。
引越しの前後にやっておくと良いこと
引越しの前後にかけて行っておくと良いことがあります。あらかじめやっておくことで、新生活を気持ちよく、かつスムーズにスタートすることができます。
新居と旧居の掃除
クリーニング済みだと言っても、新居にはしばらく人が住んでいなかったので、埃が溜まっている場合があります。引越し業者が来る前に軽く掃除を済ませておくことで、清潔な状態で家具を設置することができます。また、部屋を引き払って引越しする人は旧居の掃除も必要です。新居・新居の掃除をするにあたって、雑巾やバケツ、拭き取りシートやはたきなどを用意しておくと良いでしょう。
旧居の掃除に関してはこちらの記事でも紹介しています。
各種手続き
転居届や転出届をはじめ、住所が変更になることで、様々な手続きが必要になります。中には、期限があるものや限られた時間でしか対応していないものもあります。また、転居届や転出届などは役所へ行って手続きを行わなければなりません。必要な手続きがどれなのか、また、ネットで手続きができるのか、直接行かなければいけないのかを確認して不備がないようにしましょう。
引越し関する手続きに関しては以下の記事でも紹介しています。
【引越し時に忘れてはいけない書類申請とは?】
【引越しで見落としがちな車庫証明書と手続き方法について】
【パスポートは引越し時に手続きが必要かどうか徹底検証!】
【結婚を機に引越しする人必見!結婚での引越し手続きの流れ】
【妊婦さん必見!引越し時に必要な母子手帳の手続き】
荷物が溢れてしまう場合はトランクルームを利用する
上記で解説したように、家電や家具など準備しておかなければいけないものはたくさんあります。中には家の中に溢れてしまい、引越しまでの生活がままならない、という方も多いのではないでしょうか。
そんな時に便利なのがトランクルームです。引越しまで必要のない荷物をトランクルームに預けておくことで、十分な広さを確保することができます。
トランクルームの中には、短期契約ができるものも多いので、ぜひ活用してみてください。
【トランクルーム利用のメリットとデメリット】
【トランクルームの種類と活用方法】
まとめ
引越し初日から新居で生活するためには、用意しなければならないものが意外とたくさんあるのです。入居日に「しまった!!!」「まだ買っていなかった」とならないためにも計画的に事前購入しておくことがおすすめです。
また、カーテンや洗濯機置き場の大きさなど、サイズを知らないと購入できないものもいくつかありますので注意してください。内見時に間取りや大きさを測っておき、それを元に購入しましょう。