2月から4月は引越し業界の一番の繁忙期です。
この時期に引越しをするのは、進学を控えた学生や就職を間近に控えた新社会人、4月から転勤が決まり、新生活が始まる方などが多いと思われます。
みなさんの中にも、忙しさの合間を縫って引越し準備に追われている人がいらっしゃるのではないでしょうか。繁忙期の引越しで重要になのが、引越し業者の予約取りです。
引越し業者に予約を取る際、引越し準備がどれくらいかかるか逆算して予約を取る必要があります。引越し準備は最短でもどれくらいかかるものなのでしょうか。
引越しの手続き関連は最短でも2週間から1ヶ月かかる
引越しに関する手続きで、最初に行うのは賃貸借契約です。
賃貸住宅の契約までの流れとして、賃貸住宅情報サイトなどで気に入った物件をピックアップし、不動産会社に連絡して内見をします。その後不動産会社に足を運び契約の手続きをするのが一般的な流れです。多くの場合、賃貸借契約を結ぶ際に大家による借主の審査があります。この審査は早くて1週間長くて2週間程度です。審査通過後はもう一度不動産会社に足を運び、物件の注意事項の説明を受け、初期費用を払います。うまくスケジュールが組めれば、物件探しから契約締結まで2週間程度でしょう。
新居が決まると、旧居の退居手続きやライフラインの手続きを行います。
支払いの関係もあるので、一般的には退居の連絡や旧居のライフラインの解約・新居のライフライン利用開始手続きは1ヶ月前までに行う必要があります。
つまり物件探しから賃貸借契約締結までは最短2週間、退去の連絡やライフラインの手続きは1ヶ月ほど必要になります。
荷造りや転居作業にかかる時間は最短でも1ヶ月
持っていく荷物の量などにもよりますが、荷造りにかかる時間は1ヶ月程度が一般的とされています。引越し作業の中には旧居の掃除や引越しによる書類申請など、荷造りと並行して行わなければいけないことがたくさんあります。荷造り、掃除、書類提出を全てやらなければいけないとなるとどうしても1ヶ月ほどかかってしまいます。
賃貸借契約を結んで入居日を決める際は、1ヶ月を基準として考えるのがいいでしょう。
まとめ
新居探しから入居日までを見ていくと、引越しが完了するまでは1ヶ月程度かかることがわかります。引越し準備の中には、時間のかかる手続きや作業も多いので十分余裕を持って行う必要があります。また引越す人数や場所によっては、単身者の引越しや近場での引越しに比べて時間がかかる場合もあります。しっかりとスケジュールを立てて快適な引越しを目指しましょう。