トランクルームにはたくさんの種類があり、完備されている設備も異なってきます。
例えば、屋外型のトランクルームの場合はトランクルームの横に駐車できるスペースや街灯などの設備があります。
屋内型には空調が完備されたものから、エレベーターがあるものなどがあります。
トランクルームを選ぶ際、立地やトランクルームのタイプだけでなく、この設備面も重要になります。屋内型に完備されている設備の中でも空調設備にはメリットが多くあります。
今回は空調設備完備のトランクルームのメリットを紹介します。
トランクルームの室内環境
屋外型トランクルームの場合
屋外型のトランクルームの場合、室内環境は外部の環境に左右されます。
そのため夏は室内が高温になり湿度も高くなります。冬は乾燥や結露などに見舞われることがあります。窓がある場合は年間を通して日差しによる劣化があるでしょう。さらに害虫などの影響も考えられます。
屋内型トランクルームの場合
屋内型の場合は日差しや雨風の影響は全く受けません。しかし、温度が調整できない場合は、屋外型ほどではありませんが気温の変化があります。さらに除湿設備がない場合はカビなどによる劣化も考えられます。
空調設備があるトランクルームのメリット
空調設備とは温度管理や湿度管理、換気ができる設備のことを指します。空調設備があるトランクルームを利用するとどんなメリットがあるのでしょうか。
カビが生えにくくなる
通常、カビは湿度が70%以上になると発生すると言われています。
湿度を調整することで、カビや結露などの劣化の原因を防ぐことができます。
高温による劣化が防げる
夏は気温が30度以上になることがあります。
電化製品などを保管する際、高温になりすぎると故障の原因になってしまうこともあります。温度管理が完備されているトランクルームならば温度を一定に保っているので年間を通して劣化の心配なく保管することができます。
換気によって匂いがこもらない
換気設備が完備されているトランクルームであれば、トランクルーム内に匂いがこもりません。衣類をトランクルームに保管していた場合も、取り出してすぐに着ることができます。
まとめ
トランクルームの中でも一番外部の環境に影響されるのが屋外型のトランクルームです。
夏は高温多湿になりやすく、冬は結露などに脅かされやすいです。
また、窓からの日差しによる劣化や、トランクルームを開けた際に入り込んだ害虫の影響を受けることがあります。
屋内型も空調設備がないトランクルームの場合は、屋外型のような影響が考えられるでしょう。
しかし、空調設備完備のトランクルームであれば、湿度や温度などによる劣化を防ぐことができます。
ぜひトランクルームを選ぶ際は空調設備の有無をチェックしてみてください。