「断捨離をしたいけれどどこからやれば良いかわからない」
「何を基準にして断捨離をすればいいかわからない」
こんな悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
断捨離とは2009年ごろから使われ始めた言葉で、一般的には単なる片付け方法とは違うと言われています。ヨーガの行法を取り入れた考え方で、少し敷居が高いイメージもあります。
しかし、基本を理解することで断捨離は簡単に始めることができます。
今回は断捨離の基本中の基本を紹介していきます。
まず断捨離の心構えを理解しよう
断捨離は古代インドの宗教的行法「ヨーガ」の「断行」、「捨行」、「離行」を応用した考え方です。
●断 要らないものを買わない・持たない
●捨 家の要らないものを捨てる
●離 物の執着から離れる
ということを基準として、いるもの要らないものを選別してどんどん捨てていきます。また普段の生活にも応用できる考え方として、多数の著書が刊行されています。
断捨離の基本の心構えとして「モノは自分の生活を豊かにするためにある」というものがあります。
この基本の心構えに沿って「これは必要か、不必要か」をしっかり見極めていきます。
断捨離の基本事項を覚えよう
断捨離の基本① 「捨てられない」という思い込みを捨てる
まず、「なぜ捨てられないか」という理由を明確にします。理由が思い浮かばないものは、要らないものとしてどんどん捨てていきましょう。
中には「いずれ必要になるかも」と思うものもあるでしょう。しかし、捨てて後悔するモノはほとんどないので、捨てていっても問題ありません。
断捨離の基本② 収納場所から行う
断捨離や片付けの基本として「スペースの確保」があります。部屋の中に出しっぱなしになっているモノも、断捨離や片付けを進めていくうちにどこかに収納しなければいけません。そのスペース確保のためにも、最初は引き出し、タンスや押入れ、クローゼット、本棚、食器棚などものを収納するところから断捨離を始めましょう。
断捨離の基本③ 全てのものをカテゴリーに分ける
例えばクローゼットの中を「衣類」、「掃除用具」、「雑貨」、「アルバム」などというようにカテゴリー別で分けていきます。カテゴリー別に分けていくことで、収納するときもまとめて収納できますし、どこに何があるのかも分かりやすくなります。
断捨離の基本④ カテゴリー内のものを3つにレベル分けする
モノをカテゴリーごとに分けたら、1つ1つ「要るモノ」、「要らないモノ」、「どちらかわからないモノ」に分けていきます。要らないモノは、2年間のうちに使っていたかどうかを基準にするといいでしょう。
また、どちらかわからないモノについてはすぐに捨てず、1ヶ月〜半年と期間を決めて保管しましょう。期間が来ても使わなかったら捨てるというようにすると、すぐに捨てられなくても断捨離を行うことができます。
断捨離の基本⑤ 定期的に断捨離を行う
断捨離に終わりはありません。断捨離の目的は「生活を豊かにする」ということです。なので、定期的にモノの見直しを行っていかなければなりません。
それでもモノが多い場合はトランクルームを利用しよう
断捨離を完璧に行うというのはなかなか難しいです。
不用品と分かっていても捨てられないものもあります。
もし、断捨離を行っても、ものが多い場合はトランクルームを利用して保管するのも1つの方法です。
最近はコンテナタイプだけでなく、空調設備が整っているトランクルームや、服を保管できるロッカーのようなトランクルームなども増えてきています。
ぜひモノが多い人は利用を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
断捨離はヨーガの行法を取り入れた「要らないものを買わない・持たない」、「家の要らないものを捨てる」、「物の執着から離れる」という考え方です。断捨離の基本は思い込みを捨てる心構えから始まります。また実用的なこととしては、最初は収納場所から始めること、そして定期的に行うことがあります。
基本をしっかり学び、効率の良い断捨離を行いましょう。