トランクルームは家に収納できなくなった家具や、オフシーズンのものを保管しておくのに最適なサービスです。
最近はニーズも増えてきているので、都内でも多くのトランクルームがあります。
しかし、中にはトランクルームの利用を検討していても、なかなか契約に踏み切れない方や、契約の流れをきちんと把握してから利用したいと考えている方も多いでしょう。
今回はトランクルームの契約の流れや約の際に必要なもの、審査や注意点についても紹介していきたいと思います。
トランクルームを契約する流れ
トランクルームによっては即日契約・即日利用できるものから、利用開始までに審査があるものもあります。トランクルームの契約は管理会社によって違うので、一概には言えません。しかし、ある程度の流れは同じなので一般的な流れを解説していきます。
まず、自分が利用したい物件をwebや電話問い合わせを使って決めたら、申し込みを行ます。電話やweb、FAXでトランクルームの利用を申し込める管理会社が近年は増えてきているので、忙しい方でも十分利用できます。
次に契約関連の書類をトランクルーム管理会社から受け取ります。
中にはこの手続きもFAXやwebでできる管理会社があります。
書類を送付すると、審査がある管理会社では審査が行われます。ない場合は、そのまま初期費用を支払い、契約が成立します。審査がある管理会社は、審査通過後、支払いをして契約が成立します。どちらの管理会社も鍵を受け取って、利用が開始されます。
これが、トランクルームの契約の流れになります。
トランクルーム契約時に必要なもの
個人でトランクルームを契約する場合
まず、本人確認が行える「本人確認書類」が必要になります。原本でなく必ずコピーを取ったものを持っていきましょう。
さらに、名前の印鑑、勤務先の情報、緊急時に連絡がくる第二絡先も用意しましょう。また、「金融機関に届けた印鑑」も必ず用意しましょう。
法人でトランクルームを契約する場合
法人契約の場合は、会社としての契約になるので「商業登記簿謄本」と「会社実印」が必要になります。またこちらも個人と同じように「金融機関に届けた印鑑」が必ず必要です。
トランクルームの審査時のポイント
トランクルームの審査で見られること
審査で見られる項目は、『氏名・生年月日・住所・緊急連絡先・職業・勤務先』の6つです。
基本的には賃貸物件を利用するときほど審査は厳しくなく、普通に生活しているのであれば審査はさほど気にしなくても良いでしょう。
しかし、中には審査で契約を断られてしまう場合もあります。
審査でトランクルームの契約を断られてしまう場合
まず、未成年の方は契約が結べません。この場合は保護者が契約をすることになります。
成人であっても、収入がない場合や住所が不定の場合、そして銀行口座がない場合もトランクルームの契約を断られてしまいます。
さらに、過去に滞納履歴がある方も要注意です。
滞納者としてブラックリストに登録されている場合もトランクルームの契約を断られてしまうことがあります。
審査に不安がある方や当てはまる方は、査がないトランクルームも数多くあるのでそちらを利用するようにしましょう。
トランクルームの契約時の注意点
トランクルーム管理会社との契約形態に注意しましょう
まず、トランクルームの契約形態には「賃貸借契約」と「寄託契約」の2種類あり、この2種類では契約内容が大きく異なります。
「賃貸借契約」では「荷物を保管するスペースを貸し出す」という内容の契約になります。そのため、トランクルームの管理会社は荷物のカビや劣化や事故があっても一切の責任を負いません。その反面、ほとんどのトランクルームで自分の好きな時間に何度でも出し入れができるメリットがあります。
「寄託契約」の場合は、「契約者の荷物を預かる」という内容で契約が結ばれているので、保管中の劣化や損害があった場合は管理会社が責任を負うという形になっています。ただ、出し入れに時間指定等の面倒な制限があり、基本的に出し入れするごとに費用も掛かってくるデメリットがあります。
利用中、トラブルになりかねないので、その会社が結ぶ契約がどちらなのかきちんと確認をした上で、契約を結びましょう。
トランクルームの設備や料金
「契約を結んで使い始めて見たら電気がつかなかった」、「使い勝手が悪かった」ということにならないように、事前に設備やセキュリティはチェックしてください。
また、自分が預ける予定のものがそのトランクルームで預けることができるかの確認も大切です。
さらに、初期費用や月々の支払いはどのくらいかかるのかという点も事前にチェックし、払い忘れがないようにしましょう。
まとめ
トランクルームの契約は申し込みをして即日契約できるものもあれば、何日かかかるものもあります。しかし、どちらも流れは一緒で申し込みから始まり、トランクルーム管理会社が指定する書類を記入し、初期費用を払い込めば契約が結ばれて利用できるようになります。
この流れの中で審査がある管理会社もあります。審査は『氏名・生年月日・住所・緊急連絡先・職業・勤務先』の6項目と簡単なものですが、未成年の場合や滞納者、住所不定などの場合は審査に落ちてしまいますので、注意してください。
また、契約時の注意点として、契約形態やトランクルームの設備や料金があります。トラブルを避けるためにも、事前の確認を怠らないことが大切です。
トランクルームをお探しの方へ