冬になったら使う方も多い加湿器。乾燥を和らげてくれるので、重宝するかたも多いはずです。ただその分乾燥が少ない季節になると、収納場所に困ることも。
特にサイズが大きいものであればなおさらですよね。
また収納前にお手入れをしないと、水垢やカビが繁殖して来年使用したときの蒸気がウイルスだらけ…なんてこともあります。
そうならないためにも加湿器の収納前にはお手入れするのがおすすめです。
本記事では加湿器収納前のお手入れ方法から収納方法まで解説していきます。
加湿器を収納する前にはお手入れが必須
加湿器は水を扱う家電であることもあり、お手入れを怠るとカビや故障の原因になります。収納前には必ずお手入れを行いましょう。
取扱説明書を確認する
お手入れをする際はまず、加湿器の取扱説明書を確認します。なぜなら加湿器によってNGなことが違ってくるので、説明書を読まないと誤ったお手入れをすることにつながってしまうからです。以下で紹介するお手入れ方法も多くの加湿器で行える有名な方法をご紹介していますが、加湿器によっては推奨されていないこともあります。そのため、しっかりと取扱説明書を読んで、自分の加湿器はどうやってお手入れすればいいかを確認しておきましょう。
加湿フィルターの汚れをクエン酸水で落とす
加湿器の汚れやすいところの1つが加湿フィルターです。加湿フィルターには水を通すことによって出来るカルキ汚れ、水垢などが付着しています。
汚れが付着したままだと、加湿器からでる蒸気がウイルスだらけのことも。そのためカルキや水垢を落とすのに相性がいいクエン酸水を使いましょう。
バケツや桶などに濃度1%程度のクエン酸水を入れて、フィルターを浸します。
タンクをぬるま湯で洗う
クエン酸水に浸した後は、2~3時間後にフィルターを取り出し、数回お湯で押し洗いします。この際ブラシでこすったり、たわしで力を込めて洗うとフィルターが敗れることもあります。そのため押し洗いすることを心がけましょう。
加湿器を収納する方法
加湿器の掃除が終わったら次は収納です。せっかくきれいに掃除しても収納場所や方法を間違うとすぐにカビがはえたり、ほこりが溜まったりしてしまうことも。ここでは加湿器の正しい収納方法を解説します。
購入した箱に閉まって収納する
加湿器を箱に収納すれば、箱の上に他の物を積み重ねることが出来、収納スペースを有効活用することが出来ます。また、箱であれば本体を衝撃やほこりから守るのが魅力です。
購入時の箱が残っていればぜひ活用しましょう。
カバーや布をかぶせる
もし箱がないという場合はカバーや布を使用します。こうすることでほこりをかぶりにくくなったり、本体が傷つきづらくなったりするわけです。加湿器はサイズが比較的小さく、かぶせられるサイズの布やカバーも見つかりやすいので、加湿器収納の際には最低でも行っておきましょう。
キャスター付きの台に乗せる
収納スペースの配置を良く変えるという方にお勧めなのが、キャスター付きの台に加湿器を乗せることです。こうすることで簡単に加湿器を移動することが出来ます。また加湿器の上に何か他の物を載せていて重い、という方もキャスター付きの台であれば楽です。
まとめ
今回は加湿器のお手入れ方法から収納方法までを解説してきました。
水を扱う加湿器だからこそカビや水汚れには気を付けたいものです。本記事で紹介したことを実践すれば、最低限衛生的できれいな収納をすることが出来ます。
ぜひ加湿器を収納する際は、実践してみてください。