年末に向けて、大掃除を意識し始めるこの季節。気持ちの良い年越しをするために部屋の隅々まで掃除しているという方も多いかと思います。ただ普段は慣れないところを掃除するからこそ、掃除方法が分からないことも多いはずです。
その一つがカーテンではないでしょうか。カーテンは毎日見ていてもなかなか汚れに気がつきずらく、掃除する必要があるのかどうか迷う人もいることだと思います。
しかし、カーテンは思っている以上に汚れがついているものです。
部屋の大部分を占めるカーテンは、部屋の印象を大きく左右するものでもあるので、年末の時間があるときに掃除をしておきましょう。
今回は洗濯機を使ったカーテンの掃除方法を解説していきます。想像より簡単に掃除できる方法を紹介しますので、あまり気が進まないという方も一度本記事を読んで検討してみてください。
カーテンの印象で部屋の雰囲気は決まる
外の光の取り込みを左右したり部屋の大部分を占める大きさだったりするからこそ、カーテンが部屋に与える印象は大きなものです。
長年使って汚れのついたカーテンは、光を取り込みにくくなっており、部屋を暗い印象にしていまいます。カーテンを掃除することで、部屋全体の明るさが大きく変わるケースも多いです。
部屋が暗い気がする、雰囲気を変えたいという方は、明るい気持ちで年越しをするためにも、ぜひ以下の行程でカーテンのお掃除を実践してみてください。
カーテンの掃除方法
洗濯機で掃除する
カーテンの掃除は洗濯機を使うことで行うことが出来ます。ここでは洗濯機を使ってカーテンを洗う方法から干し方までをご紹介していきます。
洗濯表示などを確認する
まずはカーテンの洗濯表示を確認して家で洗濯できるかどうかを確認しましょう。素材によっては洗濯機で洗えないものもあるからです。
2016年12月1日洗濯表示が改訂されたことから、カーテンによって洗濯表示が異なる場合があります。そのため新洗濯表示である「洗濯桶」や「桶に手を突っ込んでいる」マーク、もしくは従来の洗濯表示である「洗濯機」や「桶の上に手洗イと書いている」マークのどちらかが書いてあることを確認してみてください。
もし上記の絵表示にバツ印が表示されている場合は、クリーニング屋で洗濯を行ってもらいましょう。
カーテンをジャバラ状にたたむ
カーテンを洗濯機に入れるために、まずはカーテンをジャバラ状に縦に畳んでいきましょう。ちなみにジャバラ状とは屏風だたみともいわれる、山折りと谷折りの繰り返し構造のことです。
次に縦に畳んだカーテンを横にもジャバラ状に畳んでいきます。
ここで意識したいポイントは、汚れている面を表にすることです。特に上部のギャザーや裾はカーテンの中でも汚れやすい場所なので、目立った汚れ場所が分からない場合は、ギャザーと裾が一方向にまとまるように畳んでいきましょう。
汚れている部分には洗剤をかけておく
カーテンのギャザーや裾の部分といった特に汚れている部分には、前もって洗剤をかけておくのがおすすめです。
方法は洗剤の原液を汚れ部分に着けて、キャップの底でたたいてしみこませます。
洗濯ネットに入れて洗濯する
レースといったデリケート素材、もしくは洗濯ネット使用の洗濯表示があるカーテンの場合は洗濯ネットに入れましょう。
またジャバラ状に畳んだカーテンを崩さないためにも、洗濯ネット表示がないカーテンも洗濯ネットに入れておくと安心です。
洗濯機を回す際は、汚れている面を洗濯機の底面側にしましょう。洗濯機は底面付近が最も動力が大きいため、汚れが落ちやすくなります。
またカーテンの汚れがひどい場合は、液体酸素系漂白剤を入れたり、二度洗いをするのも一つの手です。
洗濯のコースは洗濯機によって異なるので、説明書を読んでカーテン洗いに最適なコースを確認しましょう。
干す時はカーテンレールに直接干す
カーテンを洗濯機から取り出したら、まずは手で縫い目を伸ばして、しわや型崩れを防ぎましょう。またカーテンを干した後に窓やカーテンレールの汚れが付かないように、カーテンを取り外した後に窓やカーテンレールを掃除しておくことをお勧めします。
カーテンは薄手のものであればカーテンレールに直接干しましょう。カーテンを干す場所を取らずに効率よく干すことが出来ます。また、カーテンの重みで自然としわが伸びてくれるのも魅力です。
ただし、厚手のカーテンの場合は重みがあってカーテンレールに負担がかかるので、洗濯竿に干しましょう。
まとめ
カーテンは毎日使うものだからこそ、日々の汚れに気づきにくいものです。
掃除は頻繁にするものでないからこそ、時間のある年末の大掃除の1つとして行っておくことをおすすめします。
お部屋の印象を大きく左右するカーテンだからこそ、綺麗に掃除することで部屋全体が明るくなることにつながります。
気持ちの良い年越しをするためにも、ぜひ本記事を参考にして掃除を行ってみてください。