近年、異常気象や大規模な地震や火山噴火といった天災が多く、災害への関心が非常に高まっています。
皆さんは自宅で何か災害への対策や備えをしていますか?
普段から災害時はどのように行動するべきかを考え、災害に対する有効な備えをしておくことで、時には生死を分けることもあります。
では具体的にはどのような備えをしておくと良いのでしょうか。
災害時にはどのようなことが考えられる?
災害時にはどのようなことが考えられるのでしょうか。
まず、どの災害にも共通して想定できるのが、ライフラインがストップするということです。電線が切れてしまったり、水道管の破裂や断水によって、電気・ガス・水道が一気に使えなくなるでしょう。また通信設備の被災や安否確認による通信集中によって、携帯電話が使えなくなるということが挙げられます。さらに脱線や渋滞によって交通網も麻痺していくでしょう。
災害時に起こることはライフラインや交通網の麻痺だけではありません。
突然の非常事態によって、人々がパニックに陥ったり、情報が錯綜してしまうことも想定できます。
このように災害時は普段では考えられないような事態に陥ってしまうため、きちんと備えておくことが大切です。
災害に備えてやっておくべきこと
では災害に備えてどのようなことをしておくと良いのでしょうか。
家具の配置の再確認
まず自分の家やオフィスを見直してみるところから始めるとわかりやすいのではないでしょうか。地震などの災害にあってしまった場合は速やかに避難する必要が出てきます。その際、タンスやクローゼット、棚といった家具が倒れてしまうことで、避難経路を塞いでしまうことも考えられます。また、枕元に倒れやすい家具を置いておくと、万が一下敷きになってしまうこともありえます。もう一度家具の配置を見直して、必要があれば配置換えを行いましょう。
非常品を持ち歩く
災害はいつどこで起こるかわかりません。そのため、非常品を常に持ち歩くことで災害に備えることになります。
例えば、スマホの充電器や予備充電、マスクや水、コンタクトやメガネなどを用意しておくと、災害時でも慌てずに対応することができます。
また、普段から薬を飲んでいる人は薬を持ち歩くと良いでしょう。
避難袋を用意する
避難袋は一番効果的な災害への備えです。避難袋は何かあった時のために両手を自由にしておけるようにリュック型の物を用意します。
避難袋には
・現金
・通帳や印鑑などの貴重品
・ラジオ
・非常食や水
・簡易トイレ
・救急セット
・薬
・生理用品
・ロープ
・ポリ袋
といったものを入れて、枕元などに置いておきましょう。
また、ヘルメットや靴下、運動靴なども一緒に用意しておくと安全に避難することができます。
災害時の心構えを知る
災害といってもその時どのような災害が起こるかによって身の振り方が変わってきます。例えば洪水などの水害の場合は高台への非難が最優先ですが、火山噴火の場合は山から一刻も早く離れなければなりません。
そのため日頃から「この災害が起きた時はこのような行動をとる」「こんな時はこうする」といった災害に対する心構えをしておくのも備えになります。
避難場所を確認する
いくら避難袋や非常品を常備していても、どこに避難すればいいのか分かっていなければパニックになってしまい、二次災害に遭ってしまうことも考えられます。自分の住んでいる地域や生活している範囲で災害に遭ってしまったらどこに避難するのが良いかしっかり確認しておくことも大切です。
トランクルームでも災害に備えることができる
トランクルームに非常食や水、毛布などを備蓄しておくことで災害への対策につながります。もし、家が崩れてしまっても、もう1つの場所に食べ物や水を用意することである程度しのぐことが出来るでしょう。
まとめ
災害時にはライフラインが止まってしまったり、情報が錯綜するといった様々なことが想定されます。そのため、あらかじめ災害への備えを行っておくことで、もしもの時慌てずに行動することができたり、身の安全を確保することができます。災害への関心が高い今こそ、災害への備えを見直してみてはいかがでしょうか。