トランクルーム利用時の契約書で見落としてはいけないポイント

トランクルーム利用時の契約書で見落としてはいけないポイント

BY: MAGAZINE編集部

トランクルーム利用時の契約書で見落としてはいけないポイント

どんな種類の契約でも、契約締結時に必ず用意される書類が「契約書」です。
契約を結ぶ会社やその内容によって、契約書の形式や書かれている内容、必要な記入事項は変わってきますが、契約書はあらゆる契約に付随する大変重要な書類になっています。
そのため、トランクルームの契約でも契約書は必要になってきます。
今回はトランクルームの契約書において見落としてはいけないポイントや気をつけなければいけない点を紹介します。

トランクルーム契約書の種類

トランクルームを利用する際、契約形態は2種類あります。
どの契約を結ぶかは会社が展開するサービスによって変わります。
では、契約の種類の内容を見ていきます。

寄託契約

寄託契約の内容は「トランクルームの運営会社が荷物を預かってくれる」というものです。つまりサービスとして展開しているのは「荷物のお預かりサービス」です。
そのため荷物の補償が充実している会社が多いです。
しかし、トランクルームから荷物を出し入れする時にスタッフの立会が必要になる場合や出し入れ時間の指定が必要になる場合もあります。

賃貸借契約

賃貸借契約はアパートやマンションを借りる時にも用いられる契約で、「運営会社がそのスペースを保管スペースとして貸し出す」というものです。サービスとして展開しているのは、「スペースの貸し出しサービス」です。契約を結んだスペース内は自由に使えますが、荷物に対する責任はないので何かあった時は自分で対処する必要があります。

トランクルームの契約書で見落としてはいけないポイント

トランクルームの契約書は会社によって違いますが、共通の記入事項は以下の5つです。
契約者の個人情報(氏名や住所)
契約者の職業や勤務先の情報(勤務年数や年収)
契約するトランクルームの情報
契約者の緊急連絡先
捺印
これらを記入し、運営会社に提出することで契約が締結されます。
しかし、記入する前にいくつか見落としてはいけないポイントがあるので見ていきます。

禁止事項

ほどんどのトランクルームには禁止事項が定められています。
火器類や高価な物、匂いがきつい物などの収納はできないことや設備の使い方、共有スペースのルールなどが定められています。契約違反にならないようにしっかり確認しましょう。

荷物に対する補償制度

荷物に対してどのような補償があるかも必ずチェックしなければなりません。
セキュリティや安全面がいくら万全でも、万が一のことを考えて盗難保険や火災保険に加入する必要があります。

解約時の取り決め

トランクルーム時にすっきりと解約できるためにも、解約時にどのようなお金が発生するか事前に確認する必要があります。トランクルームに傷をつけてしまった場合など、解約時にお金が発生してしまうことがあるのでしっかり確認しましょう。

まとめ

 

トランクルームの契約には、荷物のお預かりサービスである寄託契約とスペースの貸し出しサービスを行っている賃貸契約の2種類あります。しかし、どの契約にも共通するチェックポイントがあります。契約書に記入する前に、禁止事項や解約時の取り決めを確認してください。また寄託契約に関しては、荷物に万が一のことがあった時にどのような補償がされるかも確認する必要があります。

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