アパートマンション経営や駐車場経営など土地活用には種類がありますが、トランクルーム経営も土地活用の1つです。
トランクルーム経営のメリットは、設備投資が少ないので高利回りが見込めること、狭い土地や日当たりが悪い土地でも行えること、さらに働きながら経営することも可能なので魅力的な土地活用です。
しかし、実際にどのくらいの資金があればトランクルーム運営は行えるのでしょうか。
トランクルーム開業に必要な資金の種類
営業形態によっても資金の変動はあります。
トランクルーム経営の営業形態は「自己運営」「フランチャイズ」「一括借り上げ」の3つがあります。一括借り上げの場合は土地を貸し出すだけなので投資が不必要な場合が多いですが、自己運営の場合は全ての費用を自己負担しなければいけません。またフランチャイズ運営の場合は、知名度や集客が見込めますがフランチャイズ料が必要になります。
では、それ以外にどのような内訳の資金が必要なのか見ていきます。
設備費
土地を整備する際は整備費、コンテナを置く場合はそのコンテナ代が必要です。事務所を併設する場合は建設費と事務用品費も必要になってきます。さらに街灯や電気などの設備もなくてはなりません。
宣伝広告費
フランチャイズ店の場合は運営元が負担する場合もありますが、自己運営の場合は自己負担です。広告を作ったり、ウェブサイトを開設したり費用が必要になってきます。
人件費
警備員や見回りの管理人を雇う場合は、ある程度の期間の給料を用意しておかなければいけません。
開業資金は実際にどのくらい必要か
トランクルーム開業で必要な資金は200万〜500万円が相場です。
資金は土地の広さやトランクルームの種類、設備などによって変動します。
しかし、アパマン経営で必要な2000万円に比べるとかなり格安の開業資金です。
アパマン経営の場合はガスや水道の設備、エアコンやトイレ、キッチンなどの生活に欠かせない設備が必要になるため、その分開業資金もかさんでしまいます。
トランクルームの場合は、最低でも電気や除湿などの空調設備のみで十分であるため、少ない資金で開業することができます。
まとめ
トランクルームの開業に必要な資金の相場は200万〜500万円です。設備投資を抑えると100万円から始められる場合もあります。
この資金の内訳は「設備費・宣伝広告費・人件費など」の3つに分けられ、一番割合を占めているのが設備費です。
少ない資金で安定した収入が入るので短期間のうちに開業資金は回収できます。開業資金2000万円のアパマン経営に比べると早い段階で回収できます。
土地活用でお悩みならトランクルーム経営を始めてみてはいかがでしょうか。