引越しの荷造りの際、みなさんは運び出す荷物をどのようにしていますか?
おそらくほとんどの人が今住んでいる自宅に荷物をそのまま置いておき、引越しまでの期間を過ごしているでしょう。その場合、荷物にスペースを圧迫されながら過ごすことになってしまうので窮屈です。
特に狭い部屋に住んでいる方にとっては、部屋が段ボールだらけになってしまいがちです。またそんな状態なので、急な来客に困ることもあるでしょう。
しかしこれを解決する方法がいくつかあります。
それが「トランクルームで荷物保管する方法」と「引越し業者の荷物保管サービスを利用する方法」です。
ではそれぞれにはどのような特徴やメリット、デメリットがあるのか比較していきます。
引越し荷物を保管してもらうのはどのような場合が多い?
以下のような場合に当てはまる方は荷物の保管を検討しても良いでしょう。
●引越し荷物を置いておくスペースが自宅に十分にない場合
服や雑貨、キッチン用品や細々したもの全て箱に詰めるとかなりの量になってしまいます。それらを全て自宅に置いておくとなるとかなりの量になってしまいます。
●家の建て替えやリフォームで荷物を全て運び出す必要がある場合
家の建て替えやリフォームの場合は家の中にあるすべての荷物を運びだす必要が出てきます。中には家電や布団などもあるでしょう。その際、広めの保管場所が必要になります。
●就職や単身赴任、転勤などで入居先や赴任先が決まっていない場合
仕事の都合で、引越ししなければいけないが、まだどこに赴任するか決まってない時など荷物をすべて預けて、最低限の荷物を持って、決まるまで仮の宿に宿泊なんてこともあります。
●タイミングと入居のタイミングがなかなか合わない場合
入居日を決めたが退去日が早すぎる、あるいは急遽入居日が先延ばしになってしまった、ということも考えられます。
トランクルームでの荷物保管と引越し業者での荷物保管の特徴
トランクルームの荷物保管や引越し業者の荷物保管にはどのような特徴があるのでしょうか。それぞれの特徴を見ていきたいと思います。
トランクルームを利用した引越し荷物の一時保管
トランクルームでの荷物保管は、自分でトランクルームを決めて預けに行く必要があります。また、利用する際は契約が必要になり、初期費用の払い込みなどもしなければいけません。
しかし、自分の好きな時に荷物を取り出すことができるので、トランクルームに保管していたけれど急に必要になった場合でも十分対応できます。
引越し業者を利用した引越し荷物の一時保管
引越し業者の場合は見積もりを出してもらう時に「荷物保管を利用したい」と伝えると利用することができます。その際、荷物のサイズや量をきちんと伝えます。しかし荷物は業者の倉庫などに保管されてしまうので、自由に取り出したりすることはできません。また、サイズなどがきちんと伝わっていなかった場合、保管庫に入りきらなかったという場合もあるので注意しましょう。
それぞれの方法のメリット・デメリット
トランクルームを利用した引越し荷物の一時保管のメリット・デメリット
トランクルームを利用した場合のメリットは荷物の出し入れが自由という点です。さらにもし、新居にすべての荷物が入りきらなかった場合でも引き続きトランクルームを利用できます。もちろん追加料金もかかりません。トランクルームによっては空調設備が整っているところもあるので、デリケートな物品の収納もできます。
一方デメリットは、契約手続きが煩雑な点や自力の搬入などが挙げられます。
引越し業者を利用した引越し荷物の一時保管のメリット・デメリット
引越し業者を利用した場合のメリットは、一回の手続きで引き取りや保管、配送が済むので、手間がかからない点です。
また、梱包された状態で保管してくれるので劣化などの心配もいりません。
一方デメリットは、荷物の出し入れが自由にできないほか、保管期間によってはトラックなどでの保管になるため、デリケートなものの保管には向いていません。
まとめ
引越しのタイミングが合わなかったり、場所がなかったりする場合など荷物の置き場に困ったことがあれば、引越し荷物の一時保管を利用するのがいいでしょう。
その場合、トランクルームを利用する場合と引越し業者を利用する場合があります。どちらを選ぶかは、荷物の出し入れの頻度やライフスタイルなどを考慮して決定してくだい。
一時保管を利用して快適な生活を楽しみにしましょう。